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片付けにはコツがある!?子供が育つ片付け術!

子供がいろいろなものに興味を示し、おもちゃの種類も増えてくると悩まされるのは「お片付け」です。

まだ子供が小さいころは親が片付けてあげていたおもちゃも2~3歳頃から自分でやらせるようになりますよね。

 

でも子供は散らかす天才です。

 

「片づけなさい!!」と怒鳴ってしまうことなく、子供から進んで片づけてくれるようになるにはどうしたらいいのでしょう。

 

今回は子供の片づけるようになるコツについてお伝えしていきます。

 

おもちゃの大切さを教えてあげよう!

 

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子供にとったらおもちゃは「遊ぶもの」で「片づけるもの」ではありません。

大人だって楽しくない片づけ作業ですから、子供が片づけを楽しそうにやるわけがありません。

でも片づけはしなくてはならないということを、どのようにして子供に伝えていくべきなのか考えてみました。

 

子供にとってはおもちゃは大切なものです。

でもその大切なおもちゃを片付けないで散らかしたままにしおくとどうなるかを伝えていきます。

例えば、散らかしたままにしておくと足で踏んで大切なおもちゃを壊してしまうかもしれない。

もしかしたらそれで、自分もケガをしてしまうかもしれない。

おもちゃをもとの場所に戻してあげないと迷子になっていなくなってしまうかもしれない。

 

など、片づけないことで悲しいことが起きてしまうイメージをつけることで「片づけなくちゃ」という意識に変わってくるはずです。

 

片づけって楽しい!遊び時間に変えちゃおう!

 

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片づけはしなくちゃいけないことだとわかっていても楽しいことではありませんから、楽しくもないことを子供が進んでやってくれるわけがありません。

 

なので「片づけ」を「遊び」にしてしまえば楽しく片づけができるようになります。

 

よく幼稚園で「おかたづけのうた」などの曲を流して、曲が終わるまでに片づけできるかな?と競争のようにしたりしてますよね。

それと同じようにおうちでも片づけを楽しめるようにしてみると子供は進んで片づけをしてくれるようになります。

 

・大好きな曲を流して、曲が終わるまでに片づけられるかゲーム

・きれいに片づけられたらご褒美シール

・おもちゃのしまう場所をきめてパズルゲームのように正しい場所にしまっていく

 

など、その家庭によっていろいろな収納があると思うのでしまい方によっていろんなルールを決めて楽しみながら片づけることで「片づけ」=「たのしい」と思ってもらえるようになるはずです。

 

声のかけ方って大事

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なかなか片付けない子供を見ているとどうしてもイライラして「早く片づけなさい!!!」と怒鳴りがちになってしまいます。

でも片づけのたびに怒鳴っていては片づけること自体が子供にとって負のイメージになってしまいます。

そうならないために、片づけるときの声のかけ方を少し変えてみましょう。

 

・「片づけが終わったらおやつがあるよ」

➡片づけたらおやつが食べられるプラスのイメージ。

 

・「お片付けを一人で頑張ってくれたらすごく助かるな」

➡お母さんにいいところを見せられる。

➡お母さんを助けられる!と小さい子供ほど頑張って片づけてくれます。

 

・「もう寝る時間だからお片付けが早く終わったら絵本読んであげるよ」

➡次のやることを教えてあげると目的があるのでスムーズに片づけてくれます。

 

片づけをするとなにかいいことがある。

片づけするとほめてもらえる。

片づけをすると次はもっと楽しいことができる。

 

などと、ただ「片づけなさい」だけでなく「~だから片づけよう」と片づける理由を教えてあげると子供は進んで動いてくれます。

 

収納のアレコレ!子供と一緒に考えよう!

 

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子供が片づけた後いくら部屋がきれいになっても、おもちゃのしまう場所がバラバラだったりしたら次遊ぶ時に大変ですし見た目もよくありませんよね。

 

なのでおもちゃの収納には子供の片づけしやすい工夫が必要です。

 

例えばぬいぐるみはピンクの箱に。

ブロックは黄色の箱に。と種類別にわかりやすく、そしてアバウトにわけてあげると子供でも片づけがしやすくなります。

 

そして大人はしまいやすくても子供目線で見てみるとしまいにくいこともあります。

なのでおもちゃの収納を考えるときは子供目線で考えてみることが大切です。

 

そして子供は工程が多いしまい方だと面倒になってしまいます。

 

扉を開ける➡箱を出す➡ふたを開ける➡おもちゃを入れる➡ふたを閉める➡箱をしまう➡扉を閉める。

 

と、扉の中の箱におもちゃをしまうだけでも書き出してみるとこれだけの工程があります。

 

なので、おもちゃをしまう工程がなるべく少なくしてあげる必要があります。

おもちゃを棚にしまうときはふたのない箱を使ってあげるなど一つでも工程を減らしてあげると子供は片づけをしやすくなります。

 

そして子供はぴったりの場所にものをしまうのが苦手です。

棚におもちゃ箱を入れる時は箱の上に10センチほどの隙間ができるようにしてあげるとしまいやすいです。

 

子供の片づけしやすい収納を子供と一緒に考えてみると子供もやる気になるはずですよ。

 

子供もおもちゃも気分転換!

 

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子供が成長するとおもちゃの数も種類も増えてきます。

今まで通り同じ場所にしまっていくだけではあふれてしまいますよね。

だからと言っておもちゃの量を減らそうと子供に「使ってない物は捨てるよ」なんて言っても子供は「全部使う!」といいがちです。

なので「お気に入りのものを教えて」とか「よく遊ぶ順番に並べて」と声をかけるといい反応が返ってきます。

 

そして「たまに使うおもちゃ」だったものを衣替えで洋服をしまうように一旦しまい込むのです。

 

そしてしばらくして「たまに使うおもちゃ」だったものと「使っていたおもちゃ」をまた入れ替えることで子供はまた新しいおもちゃを遊ぶように新鮮な気持ちで遊び始めます。

 

この方法はいろんな幼稚園でも実施されているようで子供たちのおもちゃを定期的に入れ替えることでおもちゃを飽きずに楽しんでくれるようになります。

 

そして成長していくと年齢的に遊ばなくなってくるおもちゃも増えてきますよね。

そんなときは思い切って処分するかリサイクルに出すなどして新しいおもちゃのスペースを確保していくといいでしょう。

 

まとめ

 

子供が片づけしてくれるようになるには大人の努力も必要になってきます。

今回は子供を叱らずに進んで片づけしてもらうためにはどうしたらいいかをお伝えしてきました。

 

・なぜ片づけるのかを教えよう

・片づけを遊びにする

・片づけへの声のかけ方で変わる

・子供の片づけやすい収納とは

・おもちゃが増えすぎたら入れ替えをしてみよう

 

ものを片づけるという行動は大人になってもずっと続いていく作業ですので、小さいころから片づけることをうまくできるようになっていれば成長していくうえできっとプラスになることが多いはずです。

 

最初はなかなか片付けてくれないことにイライラしてしまうかもしれませんが、根気よく一緒にお子様にあった片づけ方を見つけていきたいですね。