イヤイヤ期と癇癪(かんしゃく)は親子の試練!知っておかないとひどいことに?!
頭を悩ませる!イヤイヤ期はいつから?
見ても聞いても頭の痛くなるこの言葉。
一体誰が最初に名付けたのだろうと不思議になりますが、
親世代でもこの言葉は通じます。それくらい、時代の変化に関わらず
赤ちゃんとママが通る試練期間です。
しかし、子供によっては、
その期間が全くなかったという話も聞きます。
とても羨ましい限りですが、
この期間で多くの親たちが悩むことも確かです。
イヤイヤ期は、平均して2歳前後から始まります。
私の場合は、とても早く、
1歳半くらいからその前兆が見られていました。
例えば・・・
〇 体を反らせて抵抗する
〇 おもちゃを取り上げると泣き続ける
〇 ごはんを食べたがらない
等です。
また、私は1歳8か月時の時に断乳しました。
ママが母乳をあげている場合、
イヤイヤ期の中で断乳をすることは、
これもまた大変な時期と重なります。
癇癪(かんしゃく)を乗り越えるための対処法!!
イヤイヤ期の時に見られるのが、癇癪(かんしゃく)です。
赤ちゃんのイヤイヤスイッチがオンになった途端、
瞬間湯沸かし器のようにヒートアップします。
泣き声が大きい赤ちゃんの場合
その声でママやパパも疲れて参ってしまいますよね・・・。しかも、何をどうしても収まる気配がない・・・。
私も他のママ友達と話しをしたことがあります。
友達の場合は、アパートに住んでいた為、
大きな声で赤ちゃんが泣いていると、
虐待と間違われて、通報されたことがあるそうです。
その勘違いされてことに、友達も落ち込んでしまい・・・、
そのような心を痛める出来事が起きるのも、この時期です。
そんな時、すがる思いで
ひやきおうがん(夜泣きする赤ちゃんなどに対する漢方薬の一つ) を
試したりした人もいるのではないでしょうか?
効果があるかどうかは個人差があるとは思いますが、
私も試した一人です。
赤ちゃんでも飲みやすいように、小さい粒で苦みをコーティングしているので、
ごはんに混ぜたりして食べさせていました。
効果は個人差があり、
私の場合も効果があるか、判断がむずかしかったのですが、
それでも途方に暮れる中でそのような商品があること自体、
御守りのような存在でした。
知っておきたい!その他の対処法!!
薬を飲ませるのはちょっと・・・というママ、パパに知っていて欲しいのが、
小児鍼(しょうにはり) や オステオパシーです。
小児鍼も、オステオパシーも、
鍼灸院の領域で行われる処置です。
鍼と聞くと、鋭くて痛い針を連想される方も多いと思いますが、
施術使われるものは違います。小児鍼は、針を用いず、
やさしく皮膚表面をなでるような形で、リラックスを促します。
人間の持つ自然治癒力を引き出す治療です。
これも優しいタッチにより行われます。
私は2つとも赤ちゃんに経験させました。
どちらとも、連れて行ったときは泣いて怖がりました。(涙)
小児鍼は、家でも真似て出来るので、
一度鍼灸院の方がされるのを間近で見るのも、
良い体験になると思います。
今でも子供の背骨から外側へ
優しく広げるようになでることが多くあります。
子供にとっても、そこを触られると
何か不思議な気持ちになるようで、
極端に嫌がることはありません。
オステオパシーは、都市部で行っているところが多いようですが、
施術自体を行っているところが地方では少ないかもしれません。
脳脊髄液などの構造も含めて、
解剖学的にとらえながらアプローチするのが
オステオパシーの良いところです。
それもあって、
小児鍼よりも、
より深く追求された方法で治療が受けられると感じました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は、ママ、パパが通る、試練期間、
赤ちゃんのイヤイヤ期に関して見てきました。
その時期を通り過ぎれば、冷静に思い返せますが、
渦中にいる時はなかなか難しいものです。
赤ちゃんにとっても、ママ、パパにとっても初めての体験であり、
どの対処に正解、不正解はありません。
今回は、
- 薬(ひやきおうがん)を使ってみる方法
- 小児鍼 や オステオパシーを利用してみる方法
の2つを取り上げてきました。
この2つに共通して言えることは、
赤ちゃんも、ママ、パパも心身ともにリラックスできる、ということです。
子育ては楽しいことばかりではありません。
このイヤイヤ期もその一つ。
この期間を過ごす中で、ママやパパが心身ともに疲労し
ストレスを溜めることは、できるだけ避けたいですよね
赤ちゃんにとってイヤイヤ期は健やかな成長過程です。
お互いが可能な限りストレスを少なくしながら、
この期間を乗り越えられるといいですね。