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赤ちゃんがハイハイしない!?と心配なママへ

 

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もう10年以上前の話ですが、長男が1歳のとき、

引っ越したばかりということもあり、

近くにお友達も知り合いもいませんでした。

 

長男はもう1歳。

思い切って近所の市認定の保育園の

赤ちゃん教室に参加してみました。

そこではじめて焦りを感じました。

 

同じ月齢の子供たちはハイハイしたり、歩いています。

 

そんな中、うちの子だけが

歩くどころかハイハイもせず、

座った場所から全然動いていないのです。

 

ハイハイしない。

 

はじめて長男の成長で

悩み葛藤したときのことを紹介したいと思います。

 

首の据わりが気になった、3カ月健診のときの話

 

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首の据わりが気になった、3カ月健診のときの話

長男出産を機に一旦、

勤めていた会社を退社しました。

1歳になる直前に隣の市から

現在在住の市に引っ越しをしました。

 

出産直前まで働いていいたので、

マタニティ教室などに通う時間もなく、

出産後も急激な生活の変化に体調がついていかず、

家に長男とこもり気味で夫は仕事柄家にいる時間が短く、

1歳になるまで赤ちゃんと2人だけで

過ごすことの多い生活をしていました。

 

長男は穏やかで手のかからない赤ちゃんでした。

 

笑いかけるとニコっと天使のように笑い、

話しかけると「あー」「ぶー」と

よく声を出して返してくれました。

 

 

ただ、首が据わるのも腰が据わるのも遅く、

やっとお座りできるようになっても

動こうとしませんでした。

 

動かないので危ないこともなく、手がかからないので

私自身は困っていませんでした。

 

 

3ヶ月健診のときに

「首が据わらないのですが」

と医師に相談すると

「お母さんちょっと赤ちゃん抱っこさせて」

といわれ、渡すと、

医師はいきなり長男の両脇に

手を入れ縦抱きにしました。

 

「あぶない…首が…」と思ったら

長男はゆっくりと首を持ち上げていました。

 

「ほら!もう据わってるよ(笑)」

と言われました。

 

「大事にするのはいいことだけどほどほどにね」

と言われました。

首が据わってないと心配で

ずっと横に抱いていて気づかなかっただけで

とっくに首は据わっていたのです。

 

長男の成長が遅かったのは、

こういった心配しすぎの私と

のんびりな長男の性格が影響したのでしょう。

 

赤ちゃん教室との出会い そして息子の成長

 

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赤ちゃん教室との出会い そして息子の成長

ほとんど2人で過ごしてきた親子が

はじめて同じ年頃の親子とふれあう

赤ちゃん教室に参加をしました。

 

長男がちょうど1歳になったころです。

 

参加者はみんな1歳ちょうどの

同じ月生まれの赤ちゃんとそのお母さんです。

 

週一回合計4回の教室です。

 

同じ年頃の赤ちゃんたちを見てびっくりしました。

みんな歩いているのです。

 

ハイハイしている子のお母さんは

「まだ歩かないんです」

と悩んでいるくらいでした。

 

うちの子はというとにこにこと楽しそうですが、

座った位置から全く動きませんでした。

 

それはそうです。

 

今までハイハイもつかまり立ちもしたことがないのです。

 

この時、私は初めて焦りを感じました。

 

うちの子、成長が遅れてるかも…

 

その時、担当していただいた

保育園の先生に相談をしました。

 

先生も気になっていたようで、

おもちゃを使って

名前を呼びながら動くようにうながしてみたり、

寝転がして足をマッサージしてくれたり、

歩くお友達をよんで長男に見本をみせてくれたり、

いろいろなアドバイスをくれました。

 

私は家でもそのことを思いだし、

同じようにいろいろと試してみました。

 

そして、4回目の最後の赤ちゃん教室の時、

長男がまわりのお友達につられて

前にずりばいをしたのです。

 

まだ力の使い方がわからないのか

ハイハイのように足は動きませんでしたが、

確かに前へ前へと自分の生きたい方へ動いていました。

 

小さい成長ですが、今でも鮮明に覚えています。

 

周りのママさんたちも先生も一緒に喜んでくれました。

 

その翌月、私は再就職をすることを決意し、

長男はその保育園ではないのですが、

少し離れた別の認定保育園への入園が決まりました。

 

 

保育園に通うようになって

1ヶ月ほどで長男はハイハイをするようになりました。

 

家ではあまり刺激がないので、

長男は動く必要性を感じていなかったのです。

 

お友達ができ、刺激を受けると

動きや反応が見違えるように変わりました。

 

赤ちゃんの成長に不安を感じたら専門家を頼っていい

 

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赤ちゃんの成長に不安を感じたら専門家を頼っていい

無事にハイハイするようになった長男ですが、

1歳2カ月でまだハイハイ。

 

かまり立ちはそれから3カ月後、

歩いたのは1歳6ヶ月を過ぎてからでした。

 

やはり他の子との成長の差を感じました。

 

保育園でお散歩にいっても

長男だけ歩けないので、ベビーカーに乗ったままでした。

 

そんなとき、

保育園の先生に保健センターで

健診を受けることをすすめられました。

 

ハイハイした分、歩いた分、

足の筋力もついてくるので早いうちに専門家に相談し、

アドバイスを受けたらどうかと言われました。

 

その後、園の紹介を受け、

保健センターで発達検査を受けました。

 

結果は運動面、手先の器用さの面で

6カ月ほどの遅れがあるといわれました。

 

積み木をつんだり、お話をしたり、

絵を見て何か答えたりいろんなことをしたのですが、

知的、精神的には遅れがないこともあり、

経過を見てもらうことになりました。

 

健診後、簡単な手伝いをしてもらってほめる。

 

階段の上り下りをハイハイの姿勢でいいので毎日行う。

 

など具体的に実践することを

アドバイスしてもらいました。

 

それから1年くらい

定期的に面談をしてもらったのですが、

2歳6カ月のときに、

長男の発育面の遅れは「性格」の要素が大きい

と言われ面談を卒業することになりました。

 

 

長男はとても慎重派で

大丈夫と思ってからではないと

体が動かないタイプだと言われました。

 

ハイハイ→できた→褒められる・動けて楽しい→自信

かまり立ち→できた→褒められる、見える世界が変わる→自信

お手伝い→褒められる→自信

 

と小さい成功体験を積み重ねることで自信がついてきて、

挑戦してみようという気持ちが育ってきているので、

保険センターでのフォローは

保育園に任せて終了ということになりました。

 

子育てはひとりじゃない

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子育てはひとりじゃない

長男との親子での成長を経て思うのが、

赤ちゃんも成長すれば

動いてみたいと手を伸ばし、動くようになります。

 

いろんなものに触れさせ、

「したい」「動きたい」

 

という気持ちが大事だと感じました。

 

そして、専門家に相談してよかったと感じています。

 

子供の成長を一緒に喜んでくれる人ができ心強かったです。

 

我が家には長男の後、

2人の女の子が生まれ、3人の子供がいますが、

下の子2人は上の子を追いかけて

しっかりハイハイしました。

 

成長の過程は人それぞれです。

何が正しいのかわかりません。

 

不安に感じたら

何人もの赤ちゃんを見てきた専門家に相談することで

どうしたらいいかアドバイスをもらえます。

 

応援してくれる、心配してくれる人ができることは

子育てにとって心強いものになります。

 

現在、中学生になった長男は

今でも運動は得意ではないのですが、

運動部に入り、日々部活を頑張っています。

今でも子供たちの成長が日々の励みとなっています。

 

保育園、保険センター、一つ一つの出会いに感謝しています。